勝機十分！

◎サルヴァトーレを狙います。

レースは前半3ハロンが35秒7という落ち着いた流れになり、ロードエクレールが逃げ切り、2着から4着の3頭も4コーナーでは7番手以内にいた馬でした。これをほぼ最後方から上がり最速で追い込んでいるので強い５着だといえるでしょう。2走前の勝ち時計は馬場差がありますが、同じやや重の根岸Ｓに出走していたら2着に相当します。

これまでのキャリアを見ると8戦目に初ダートのマイルで２勝目をあげて以降、11戦連続で東京のダートをばかりを使って【3.4.1.3】という成績になっています。“東京専用機”という印象もありますが、未勝利時代には中山のマイルで2着が2回。母セレブラールは未勝利が阪神のダート1200メートル、500万（現1勝クラス）では小倉と福島の芝1200メートルとすべて右回りで勝利をあげています。かなり久々の右回りですが、それほど心配をする必要はないのではないかと判断した根拠です。

阪神の方が東京よりも速い流れになりやすいし、捌きやすい頭数は歓迎でしょう。キズナ産駒は芝・ダートを問わず、雨馬場に強いのはよく知られています。実際、サルヴァトーレ自身も雨馬場で実績があるので週末の天気は確実にプラスに働くはずです。ここ2走で結果が出ていないとはいえ、ヤマニンウルスに人気が集中するなら買う価値はあると思います。