ダート替わりで！

◎エイプリルインパリを狙います。前走は母や兄姉が小回りの1200メートルで結果を出しているということを主な根拠に優馬プレミアムでも推奨しました。レースは好位から理想的に運んだのですが、追って伸び切れずに5着に終わりました。ただ、ゴール板を過ぎたあたりでは勝ち馬と並ぶ位置にいたので脚を余しのでは？と考えて小崎騎手に取材してみました。

「能力があれば、あの位置からでも差し切れたと思います。ただ、右回りより左回りの方がコーナーリングはスムーズでエンジンがかかったのがゴール前だった感じもありますね。今回はダートを使うことになりましたけど、リオンディーズ産駒は短距離ダートで一番勝っているし、何とか結果を出したいですね」と話してくれました。

血統からダート馬だとはっきりは断言できないですが、適性があれば楽勝まであると思います。

一頭だけ気になるのがハギビスです。初戦は熱中症だったので全くの参考外としていいでしょう。「生まれたときから脚つきがあまり良くなかったので牧場名義で走ることになった馬ですが、休ませて歩様も含めて良くなっています。調教の動きを見ると未勝利くらいは勝てるレベルにあるので変わり身を見せて欲しいですね」と杉山佳師です。

兄姉にはダートでオープンまで出世したクーファピーカーブー（牝、父オルフェーヴル）やゼンノアンジュ（牝、父ヘニーヒューズ）、3勝クラスまでいったゼンノジャスタ（牡、父ジャスタウェイ）などがいて血統背景からも一変があって不思議はなさそうです。初戦が負け過ぎなので人気になることは考えにくく、小銭で遊ぶにはもってこいでしょう。