勝機あり！

◎コロニスを狙います。「まだ緩さが残っていますけど、入厩後は順調です。ゆうたりと大きな走りをするし、乗った人はみんな“走ってきそう”と言ってくれますからね。坂路でも初出走としては十分な時計が出ていますし、既走馬が相手でも楽しみです」と杉山佳師です。

兄姉がみな勝ち上がっているわけではないですが、2016年度生まれでダンカーク産駒の姉キタイは芝1400メートル以下で４勝、オープンまで出世しています。2018年生まれでマジェスティックウォリアー産駒の兄ウエスタンバードは芝のマイルから2000メートルまでで３勝しました。

母コウヨウルビーは未勝利で終わった馬ですが、産駒はときに走る馬が出る傾向にあります。父デクラレーションオブウォーはタマモブラックタイ（ファルコンS）、セットアップ、トップナイフ、シランケドなど代表産駒は芝馬ですが、2024年度の種牡馬成績では芝15勝、ダート24勝になっています。

新馬戦や初出走は実際に関係者から話を聞いている人間でも買いにくいものですが、自分の取材の感触を信じて買うしかないと思います。もちろん、買うかどうかはオッズ次第になります。単勝で５倍前後つくようなら買う価値はありそうです。