用意周到・Ｇ１奪取

◎サトノレーヴは昨夏、サマースプリント戦の函館、札幌を連勝し芝１２００メートル７戦６勝２着１回の抜群の成績でスプリンターズＳへ。当然１番人気に推されたが結果コンマ４秒差７着。出遅れやデビュー以来最高馬体重等、敗因は色々。ただ当時同じく管理馬を出走させていた高柳瑞師と夏競馬が始まる前から話していた事があった。「キーンランドＣは札幌でメンバーが揃って物差しにもなるし、内地よりは涼しいし理想のローテだと皆が参戦していたけれど、本番では結果が伴っていない。結構厳しいローテなのかも」と。確かに各馬苦戦している。サトノレーヴも見えない疲れ、何かがあったかも。ただ◎は立て直された前走でアウェーながらも香港の猛者相手にコンマ１秒差３着と能力、そして意地を見せつけた。そして今回はゆったりしたローテで高松宮杯へ。動きは超絶、鞍上は継続騎乗でモレイラ騎手。香港馬が居ない国内Ｇ１なら大威張り。左回り？それだけで能力が落ちたのなら仕方のない事。雪辱を果たす時は来た。