発汗、イレ込みなければ大丈夫。

　本命ランスオブカオスは昨年のＧ１朝日杯ＦＳで今回１番人気が濃厚なアルテヴェローチェに先着。

　この人気の差は既に重賞勝利を考慮されてのモノですが、前走の比較で絞れば本命ランスオブカオスの前走きさらぎ賞が、昨年１０月に行われたＯＰ萩Ｓの勝ち時計をコンマ６秒上回るモノ。

　これは馬場を考慮すればとんでもない事ですが、その萩Ｓの勝ち馬が次走阪神ＪＦで３着に好走し、３着馬に至っても次走で勝利と少頭数ながらもハイレベル戦だった事を証明。

　一方のアルテヴェローチェの前走シンザン記念は勝ち馬が次走の毎日杯で７着、３着馬に至っては本命ランスオブカオスときさらぎ賞で対戦し、１０着と惨敗した点からもどちらの前走レベルが上だったか？は言うまでもありません。

　中７週となるこの中間ですが、ＣＷで３週連続１Ｆ１１秒台をマークし、併せた相手に４角でやや置かれ気味だったＣＷ最終追いでも、直線一気に加速し、１Ｆ１１秒３以上に鋭く伸びて楽に先着。

　前回辺りからパドックで気負い気味の周回が目につきましたが、当日は発汗やイレ込みなどなく力強い歩様で周回できていれば、デビュー戦以来の勝利も期待できるハズです。