ソフトな調整でも問題なし。

　単勝１倍台のオッズが予想されるミッキーファイトはレコード勝ちだった２走前が、一戦級では脇役止まりのノットゥルノ相手にクビ差の辛勝。

　このノットゥルノが斤量６０キロだった点や、ルメール騎手がこのアンタレスＳが３回中一度も馬券に絡めていない点が気になりました。

　そこで食指が動いたのが前走でも推奨したハギノアレグリアスで前走の４着も評価できますが、２走前の勝ち時計が過去４度行われた中京でのシリウスＳでは２番目に速く、コンマ１秒差速かった２０２２年の勝ち馬がＧ１レース３勝馬テーオーケインズ。

　２０２１年にコンマ６秒上回っていた勝ち馬が次走でＧ１チャンピオンズＣ制覇したジュンライトボルト、コンマ７秒上回っていた２０２０年に至ってはフェブラリーＳを連覇したカフェファラオなど数々の名馬が出てきました。

　４カ月以上のブランクがあるので仕上がりが気になる所ですが、２週前に坂路４Ｆ５１秒８を出してから目立つ時計がないとはいえ前走、前々走でも直前までビシビシとやり過ぎず、早目に好時計を出してからはソフトな調整で臨んでいましたし、割り引く必要はないと判断。

　あとは大幅馬体増なく、いつも通り落ち着いた周回ができていれば４勝目の重賞制覇も見えてくるハズです。