戦って来た相手が違う

◎ラオラシオンは新馬戦で現オープンのピュアキアンに２秒２離された５着に甘んじた。だが未勝利勝ち後の昇級でそのピュアキアンと再戦。ピュアキアンが逃げて◎は３番手。正攻法で負かしに行き結局最後は６馬身差をつけ圧勝。１分５３秒８は同日の古馬１勝クラスを上回り、２勝クラスとコンマ５秒差の優秀さだった。オープン入り後にはケンタッキーダービー５着で現オープンのテーオーパスワードに食い下がりコンマ３秒差４着に健闘。これだけでも２勝クラスなら卒業できる器、能力の持ち主と言える。ユニコーンＳからスランプ気味だったが、前走で８番人気の低評価を覆すコンマ２秒差３着と漸く復調。となれば前述した成績からもまず勝ち負けは必至。５６キロのトップハンデでも十分勝負になると判断。前走から継続騎乗の鞍上、吉田隼騎手なら能力全開で期待に応えてくれるはず。単勝に馬連を抑揚をつけて買いたい。