攻め内容は前走以上。

　本命ママコチャはスプリンターズＳの覇者、２走前の内容と１２００ｍの印象が強くなりましたが、１４００ｍの実績は十分ですし昨年末の阪神Ｃでも負けたとはいえ、勝ち馬とは僅かコンマ２秒差。

　加えて、今年の阪急杯や昨年秋のスワンＳの勝ち時計を上回っていただけでなく、ラスト３Ｆの比較では本命ママコチャの阪神Ｃが１１秒５～１１秒４～１１秒５、他の２レースと同じくゴールでラップダウンする決着でも、作年秋のスワンＳに至っては１２秒０まで落ちていました。

　末脚の質でも明確に上回っていた事は言うまでもなく、ルメール騎手によって覚醒されたナムラクレアにあれだけの結果を出せた事を評価するべきです。

　前回より若干間隔があいて中４週で単走のみの調整ですが、先週にＣＷで６Ｆ７９秒１～１Ｆ１１秒６をビッシリ追って自己ベストと、ここに来ての上昇度は相当で、疲れなどみじんも感じません。

　あとは前回のパドックが珍しく気負ってしまい、ゆっくり歩けなかったので勝った２走前のように力強い歩様で歩けていれば、待望の１４００ｍ初重賞Ｖも期待できるハズです。