ここが勝負

インパクトシーについて、大竹師は「左片チークPを着けたけど、直線ではやはり外に張ってしまっていた。でも、後続を突き放す強い勝ち方ができたし、前走後は距離適性が高いこのレースを目標に仕上げた。２走前の２４００メートルはやはり長かったから…」と前走回顧しながらここへの経緯を説明。勝てばダービーの権利になりますが？と聞くと「まぁ、そうなんだけど…。勝ったあとは分からないけど、とりあえずはこのレースが一番合ってるのでまずはここで結果を出したい」と説明。
中間の様子についても「１週前、いいラップを刻んで終いも11秒0。今週は終い重点だったがいい動きだったし、好仕上がりだね。青葉賞で惜しい４着だったレッドバンデと素質は劣らないと思っているし、ウチで活躍した叔父のザダルはこのレースを勝っているので、この馬にも期待している。ザダルもダービーは回避したけど、あれは雹の影響でレースが１週延びてダービーまで中１週になったから自重したから、状況は違うけどねぇ」と苦笑を交えつつコメントした。
いつも控え目な大竹師だが、同馬についてはかなり色気を持っていて、ここが勝負所！