ここは落とせない１戦

前走はアタマ差届かず僅かに初勝利を逃したハクシンブライアン。ひと間隔あいた前走も安定した走りを見せ堅実な走りを見せたが、中間の調整過程は決して順調とは言えないものだった。

前走は中間に馬房内で寝違えるアクシデントがあり出走の予定を延期。一度は使う算段が付いたのだが、鞍上の大野騎手からさらに出走予定を延ばした方がいいと進言があった中での好走だった。レース当日はプラス１２キロ。見た目には太く映らなかったが、陣営としてはもうひと絞り欲しい状況だったそう。

その状況と比較して、今回は中間は順調な調整過程で来ており、明らか前回より順調に来ている。暖かくなり馬体も絞りやすくなっていることからも、間違いなくシャープな体つきになっているはずだ。陣営の期待も当然高く、「今回で決めて欲しい。雨で馬場が渋る点もこの馬には好材料だし、押し切りを期待している」と力が入る。人気でも、信用に足る存在だ。