変わる余地十分

オールカマーやセントライト記念など、中距離重賞で２勝を挙げているレーベンスティール。今回はマイル戦に矛先を向けてきたが、陣営は非常に楽しみな挑戦だと語る。

これまでのレースで折り合い面の課題を見せており、パドックでの力みも目立つ馬。加えて馬体がより筋肉質になっており、前走のアメリカJCCで手応えの割に伸びを欠いた内容を見ると、距離適性に若干の疑問符がついたのは否めない。そのため、条件を変えてきたのは非常に納得がいくというもの。

陣営はこの中間の気配は申し分ないと述べており「栗東に入った初日から落ち着きがあり、乗り難しい面を見せることなくここ最近では一番思うような調整ができている。ワンターンという舞台も合うと思うし、初のマイルでどんな走りができるか楽しみ」と山崎助手。

昨年のエプソムCで５９キロを背負いながら快勝した実績からも、距離短縮は歓迎のはず。この条件で変り身を見せることを期待する。