ダートでは底見せず・思い出の地で初重賞制覇

◎ロードクロンヌはデビューから５戦、芝では勝てずに６戦目に当地札幌でダートへ路線変更。１７００メートルを逃げて５馬身差の完勝。中２週の１勝クラスは３番手から抜け出して快勝し連勝。一息入れた１２月の２勝クラスは２番手から８馬身差の楽勝。続く３勝クラスは好位から５馬身差の完勝。レース振りに幅が出て着差もつけており堂々のオープン入りとなった。初重賞のマーチＳは上位２頭に斤量差で有利だったが馬込みで厳しい競馬となり３着。ただ着差は０秒１とむしろ良く走ったと言って良い内容。そして前走が惜しかった。好位で運び直線に向かって前が５，６頭横一線の壁。徐々に外へ出して追い込んだが０秒２届かなかった。ラスト１ハロン１１秒６と勝ったアウトレンジも鋭かったが◎は映像を見る限り１１秒１か２。スムーズだったらかなり際どかったはず。やはり力を付けているし、ダートの元値も高い。ここを目標に乗り込みは十分。鞍上も７戦でコンビ継続中の藤岡佑騎手なら能力全開は間違いなし。好メンバーは揃ったが目覚めた札幌で重賞初制覇は目前。◎から買いたい。