信じている！

オジュウチョウサンは終わってしまったのか…
このレースの焦点はそこだろう。

結論から言えば大丈夫だと確信している。

そもそも簡単な話が前走は舐めていたのだ。
無敵の連勝中、強敵とされる連中も不在。
軽く一捻りで済む。
おそらく、そんな思いが人馬共にあったはず。

だが、思いの外に目標とした馬に抵抗されてしまう。
その焦りと戸惑いが精密機械のような同馬の飛越を少しずつ狂わせ飛越を狂わせ最後の最後に失速させた要因とみる。

ただ今になってみれば当然なのだ。
目標としたのは次走の中山大障害でも苦しい形から3着まで盛り返してきたタガノエスプレッソ。
舐めプで勝てるほど甘い相手ではなかったということ。

あれから5ヶ月。
坂路で基礎から作り直し、飛越も丁寧に教え直してきた。仕上がりに抜かりはない。
舞台も最も得意とするタフな中山コース。
そして何より今回は慢心がない。あるのは勝つという気概のみ。

前人未到の中山GJ6連覇を信じている。