牡馬か牝馬か

昨年のジャパンカップ、前哨戦に当たる日経賞の結果などを踏まえると、印上位に取った各馬の力量差に大きな隔たりは感じない。ただ舞台が阪神の３２００メートルと考えると、やっぱり牝馬というイメージは沸きづらい。これまでの歴史を振り返ると分が悪く、実力的にトップクラスの牝馬が果たして参戦していたかは疑問符がつくところだが、有馬記念でのカレンブーケドールの走りを素直に受け入れると、更に距離が延びて？となってしまう。印は少し下げる。
本命としたアリストテレスは菊花賞でコントレイルのタイム差無しの２着。前走は単純に馬場が応えただけだろう。勝負所での反応が悪かったし、ラスト１ハロンで早々と脱落してしまった。アメリカジョッキークラブカップでの２着馬の過去、３着馬のその後を追えばレベル的なことも分かるし、地力の高さで克服しただけで、良馬場が理想だろう。幸い今の時計の速い阪神の馬場なら多少の雨は影響ないだろうし、日曜日の天気予報を見るともってくれそうな雰囲気もある。
馬券は一昨年に菊花賞を制したワールドプレミアを相手に連とワイドで勝負したい。