血が騒ぐ

かなり難解な一戦だが、道悪を前提にオルフェーヴル産駒の適性に期待してみたい。

◎スワーヴジョーダンはダートで3戦して4、12、5着の成績。新馬と2戦目はそう目立つ記録でもないが、一息入れた前走は以前の2戦と比べて格段にレース内容が良化していた。絞れていたことも良かったのかもしれないが、ブリンカーをせずとも自ら動いて行く前向きさが見られたことは非常に好感を覚える材料である。

良馬場の1分55秒8走破なら組み合わせによってはダートでの勝ち上がりも可能なレベルに達しており、5着で優先出走権を得ながら芝への転戦を選択した辺りは、適性に対する陣営の自信と期待が感じられる部分だろう。

もちろん、冒頭の通り芝でも全く問題ない血統背景。道悪なら尚良い、というのは私個人のこの血統に対するイメージではあるが、諸々の状況が整ったと解釈する以上は上昇を期待せずにはいられない。