我らが往くは銀河の大海

今年のノーベル物理学賞はブラックホールの研究が受賞。ならば狙うのはブラックホールしかない！

そんなギャグにもならないギャグは一旦置いておいて、マジメな話。

三冠初戦の皐月賞は18頭立ての最後方からの競馬ながら、上がり３Ｆ３位をマークして９着まで押し上げました。ダービーもほぼ最後方から進んで２着サリオスと同じ上がり３Ｆ２位の末脚で７着。３着ヴェルトライゼンデとは0.3秒差。特にダービーの末脚は、上位２頭を除けば際立っていたと思います。

トップスピードに乗るまでに時間がかかる、いかにもゴールドシップ産駒というタイプですが、それゆえに菊花賞の京都芝3000ｍという条件は三冠の中で一番合うと言っていいと思います。そして今の京都は先週の結果を見ると外差しの傾向が強まってきそうな雰囲気。バビットが逃げるにしろ、キメラヴェリテが逃げるにしろ、コントレイルが早めに前を掃除して、展開的には後方待機組の出番も十分に考えられます。

前走の札幌記念は久々でプラス20キロと余裕を残した仕上げで臨み、見せ場なく９着。とはいえ古馬Ｇ２戦で流れに乗った競馬が出来ていたのは成長の証と見ました。そして特筆は最終追切りの動き。これはぜひＪＲＡのＨＰなどで見てもらいたいくらいですが、古馬ＯＰのバレリオを外から一瞬で突き放す爽快なアクション。明らかに状態は急上昇とみて大穴をあけるならこの馬だと結論を出しました。

相手本線は勿論、コントレイル。ヴェルトライゼンデを重視しつつも、他の差し・追い込み勢との組み合わせも押さえて好配当も目指します。