状況は好転

なかなか面白いメンバー構成となったNHKマイルカップ。皐月賞で２着したタイトルホルダーと同タイムで３着したステラヴェローチェを足掛かりに、色々な考え方が展開できる。
そんな中で本命としたのは桜花賞に引き続きソングライン。その桜花賞は１５着に惨敗したが、関西圏への長距離輸送、初めての右回り、そして１分３１秒１という超のつく高速での決着。加えて３コーナー手前で外へ振られる不利もあり、厳しい条件が重なってしまった。今回はホームに戻って得意とする左回りコースでの戦い。未勝利勝ちの内容が桜花賞で０２秒差の４着に入るアカイトリノムスメとは同等以上で、Ｇ1レベルでも上位に食い込める力を秘めているはず。池添騎手が再度最終追いに美浦に駆けつけた意欲も買って、今一度期待をしたい。
土曜日の１２時40分の時点で複勝は４～５倍見当で、まずは複勝。相手は同形次第だが逃げたらかなり強いバスラットレオンと、弥生賞でタイトルホルダーに迫り距離短縮が魅力のシュネルマイスターを買ってみたい。朝日杯の覇者グレナディアガーズは当時のコラムでも書いたが、前走のファルコンＳを見てもやはり左回りコースではパフォーマンスが落ちる印象を受ける。印は下げてまとめてみた。