軸はこの馬で決まり

前走の走りを評価して中心はバスラットレオン。過去10年、ステップレースで後続に大きく差をつけて勝ってきた例として、カレンブラックヒルの0.4秒差、ミッキーアイルの0.6秒差などがあるが、この２頭は本番でも強い走りを見せ快勝。前走でこれらを凌ぐ0.9秒差をつけた走りは強いの一言。その勝ち時計ももちろん優秀で、最速の上がりでまとめた点も評価できる。現時点での能力の高さは疑いようがない。

問題点としては、東京コース替わり、展開面などが挙げられるが、シンザン記念の走りから左回りに問題はなさそうで、前走の走りから速い時計での決着にも対応は可能。展開面にしても隣のルークズネスト、大外のピクシーナイトあたりとハナを争うことになりそうだが、どの馬もそこまでハナにこだわる感じでもなく、騎手を見ても極端にやりあう組み合わせでもない。今回も能力は出せそうで、最も軸に信頼できるのはこの馬。

馬券はミッキーアイルの時の反省を生かし、３連複の全頭流しで勝負してみたい。