これが私の生きる道

ここで大本命と目されるレフトゥバーズはとても強い馬。人気や世間の評価を否定するつもりは一切なく、当然圧勝することもあるだろう。ただ、ここで自分がレフトゥバーズの強さを語ったところで馬券を検討される方にあまり参考にならない気はしている。時として自分が人気馬の評価をグンと下げた印をつけるのは、１例え僅かでも疑いの根拠があるとき、２他に面白い馬がいるとき、３馬券を考え妙味を優先させるべきとき、４虫が疼くとき(笑)、こんな心境が湧いた時。何度か公に書いていることだが、基本的には馬券内にきた馬で最も人気がない馬に思い印を打っていたいというのが自分の予想道であり、紙面やサイトを見ていただいた際にヒントを落とすのが使命だと思っているのだ。

つまりこのレースで言えば、例え見込み違いでレフトゥバーズが楽勝したとしても自分の印や見解により皆さんが儲ければ万々歳な話であり、このレースにはそんな買い目がある気がするのである。

本命はセラフィナイト。不良馬場の新馬戦こそ良さが出なかったが、以降の３戦では上がり最速を２度マークし、シンザン記念にしても２位の上がりで掲示板に載るなど自己条件での地力上位は揺るぎない所。差し届かなかった前走にしても、２着ワールドバローズがアーリントンCで５着に入り折り返しで１勝級を快勝、４着アビッグチアも既に現級を卒業済みならば、最速上がりの３着は相当に評価できるだろう。単純な実力評価をしてもレフトゥバーズ以上の可能性を感じるレベルの１頭だけに、一極集中の状況ならば、こちらから入る手もあるというのが考えの一つだ。

ちなみに、レフトゥバーズに僅かに持っている疑いの目線は中間のポリトラックでの４F追い２本という調整過程。ポリトラックを使っての追い切りは前走時も同様だが、デビュー前から必ず５Fからの長めの追い切りは消化していたのだ。距離を乗る重要性は必ずあると思うし、字面の上では過去二戦と比べて明らかに落ちる調整なのは間違いない。外厩設備も充実した今、人によっては無理矢理な粗探しレベルの話かもしれないが、もし僅かでも粗と感じるのならば、それこそ見過ごす必要はないと自分は思うのだが…。

オススメする買い目は当然捻って絞る。人気馬を嫌う以上、当然ローリスクなので、自分の自信のためにも何とか実って欲しいものだ(´ー｀)