二冠確率７０％くらい

中山の皐月賞では1994年のナリタブライン以来となる決定的な0.5秒差をつけて完勝した◎エフフォーリアの優位は動かないでしょう。皐月賞組との勝負づけは済んだ印象ですが、別路線から何頭か怖い馬がいます。

相手はレースレコードだった毎日杯の１、２着馬。勝ち馬のシャフリヤールは出遅れてポジションを取りに行くレースで勝ち切った点を評価しました。グレートマジシャンも馬体減と長距離輸送を考慮すれば相当なポテンシャルを秘めていそうです。セントポーリア賞は勝ち時計、上がり共にエフフォーリアを上回っています。

京都新聞杯の勝ち時計は中京の2200メートルとして過去１年で最速タイでした。ラスト1000メートルから３ハロン連続で１１秒台が続く非常に厳しい流れで逃げ粘ったルペルカーリアと勝ち馬のレッドジェネシスはかなりのスタミナの持ち主と判断できます。いい枠を引けたので息子のダービー制覇を「まだ早いんだよ」と差し切る横山典騎手のニヤッとした顔が浮かばないこともないです（笑）

サトノレイナスは牝馬限定のマイルしか経験しておらず、重賞未勝利を考えると過剰人気だと思われるの消しとしました。

青葉賞勝ち馬のワンダフルタウンは時計が平凡でハナ差のキングストンボーイが共同通信杯で４着という比較から消しとします。この馬はルーラーシップ産駒で菊花賞では怖い一頭になると思います。