非オーソドックスに攻めてみた

開幕週の小回りコース。
オーソドックスに攻めるのなら前のポジションを確実に取れる馬から入るべきだろう。
ただ、それは誰しもが思うこと。
馬券を買う人はもちろんジョッキーも。
ただでさえテンに速い馬の多いメンバー構成でもある。
いつもより前で…
これぐらいでも十分に間に合う流れを想定して組み立ててみる。

それならば◎はミッキーブリランテが適任か。
元々が集中力に難のある馬。
気の抜けない1200メートルの流れが合わないわけがない。
実際に2走前も初のスプリント戦ながら出遅れこそすれ、その後に速さ負けした様子だけは見られなかったではないか。
体型的にもそうだが、おそらく本質はスプリンターの可能性が高い。

それに何といっても引き続き和田竜騎手が乗るのが大きい。
展開の嵌まり過ぎていた3走前はともかくとして、ここ2戦でほぼほぼ同馬がどのような脚をどれぐらい使えるかは把握できていよう。
直線勝負では間に合わないのだ。
ならば、今までより前で運ぶしかない。

これにゴチャつくぐらいの方が集中できるという同馬の性格が加わると小回りコースでの4枠7番というのは絶好のところを引いたのではないだろうか。
行きたい馬を行かせた上で前走よりも少し急かせば、自然と好位のインに納まっていよう。

後はスタートを決めるだけ。
これが実現すれば勝てるだけの実力は既に示している馬。
期待したい。