新たなスプリンターの誕生か！？

◎メイケイエールはとにかく不思議な馬で、普段は厩務員さんに引かれるような感じで歩き、調教でも単走だと折り合いも全く問題なくスムーズな走り。それが、レースに行くと全く違う。以前から折り合いの難しさはあったが、前走の桜花賞では、ベテラン横山典騎手をもってしても制御不能に近い状態で18着と大敗。ただ、ここまで重賞３勝。昨年の阪神ＪＦでは、ソダシ、サトノレイナス、ユーバーレーベンといったクラシック上位組と差のない競馬をしており、潜在能力は世代トップクラスであることは間違いない。今回も折り合いを欠くかもしれないが、それでもこの距離なら押し切れるイメージ。斤量も52キロと軽く、新たなスプリンターの誕生に期待したい。

○レイハリアは２走前、差し追い込み決着のなか２番手から抜け出して勝利。前走の葵ステークスも、離れた２番手とはいえ、ハイペースを先行して押し切る強い内容。しかも、そのレースの２、３着馬が、後に古馬相手の短距離重賞で勝利していることからも、通用する下地はある。今回はすんなり先行できそうなメンバー構成でもあり相手筆頭。

▲ミッキーブリランテは、やや展開が向いた感はあるが、前走の函館ＳＳは中団からいい脚を使い３着。休み明けになるが、この中間の動きが良く３番手の評価。

注エイティーンガールは昨年と同じくＵＨＢ賞を叩いて中１週での参戦になるが、動きは間違いなく良くなっている。