マイルで参る

牡馬混合に加えて頭数増と一見はネガティブな要素もある◎トーセンメラニーだが、それ以上にデキの良化と１F延長をプラス材料と捉えている。守備範囲とはいえ、１８００ｍではいつも後手の仕掛けになってきた戦歴。陣営も「１８００は正直ギリギリなので、タメが第一になってしまう。最後はグンと伸びるが、そのタメがあってこそだと思う。マイルなら地力を信用して良いはずだし、それは鞍上もよく分かっているはずだよ」とのこと。その鞍上も「前走は途中から捲った馬に付いていくべきか迷う部分もありましたが、最後の脚を信じて行かせました。結果的に捕まえられなかったので反省ですが、久々でも相変わらずの伸びを見せてくれましたし、メドは立ったと思います。マイルの今回はとても楽しみです」と鼻息は荒い。

２ヶ月振りの実戦を叩き動きにも柔らかみが増し体調面も万全、５０キロの斤量は言うまでもない有利な材料であり、ここは上昇一途と考えたい。