大荒れの目もあるを期待して

新年最初の重賞、中山金杯。ここは本命をレッドガランに推す。

これまではマイル戦を主体に使われており、コーナー４回のコースに使われるのは２０２０年６月の鳴尾記念以来となる。以前はまだ体の造りがパンとせず腰回りなどにも甘さを残していたが、前途した鳴尾記念では、正攻法の競馬から見せ場十分の５着。

最後は甘くなったものの、この時の上位３頭はパフォーマプロミス、ラヴズオンリーユー、レッドジェニアルといずれも実績を十分に積んでいた強豪揃い。その中で勝ちに行く競馬をしての結果なら悲観する内容ではない。

今回はエリザベス女王杯で先行争いを繰り広げたシャムロックヒルとロザムールが再び顔を揃えたため、２頭が後続を引っ張る流れが濃厚。となれば、自分のリズムで運びつつも、前を目標に見据えながら立ち回りがしやすい位置で運べるはず。斤量５６キロはやや見込まれた感があるが、チャンスは十分にありそうだ。