復権

昨年の共同通信杯ではエフフォーリアに続く２着に好走しているヴィクティファルス。新馬勝ち直後の重賞挑戦でダービー馬シャフリヤールやステラヴェローチェといった強敵に先着しており、ハイレベルな世代にあってもトップクラスの素質馬です。道悪のスプリングＳを勝利しましたが、その反動からの回復に手間取った印象。春シーズンは本来の走りが出来ませんでした。それでも立て直して臨んだ２走前のセントライト記念は直線で追い出しを待たされるところがありながらも５着とようやく復調のきざし。菊花賞は距離が長く伸びを欠きましたが、得意の中距離に戻れば一変の可能性は十分です。