不安解消でオープンへ

◎シャマルは、昨夏の新潟で１ヶ月ちょっとの間に未勝利から３連勝を飾ってブレイクした馬。特に前走などは、翌週に組まれたオープン特別を上回る好時計で駆けたものであり、３勝クラスのここが壁になるとも思えない。

以来の５ヶ月ぶりとなったのは、蟻洞という蹄の病気で休養していたためだが、コアな競馬ファンでなければ“ぎどう”と読むことも難しいこの病気にかかると、脚元に負担のかかる調教などもできなくなり、陣営によると休養前からこの症状はあったとのこと。実際に、前走時なども坂路でしか追い切りができなかったのだが、ビシビシとコースで追われて仕上げられた今回は、その病もすっかり癒えたと同時に、状態面でも休養前以上と見ることができるだろう。迷わず、買いの一手だ。