ここでも勝ち負け！

６月にクラス編成され、３歳馬は４歳以上の馬達と戦うことになるが、昨年よりも３歳馬の活躍が目立つ。実際に、６月以降の３歳以上1200メートルで、３歳馬の勝率、連対率、複勝率の全てで、昨年よりも高い数値。現３歳世代のスプリンターのレベルは高いと言える。

３歳馬◎ウインマーベルが本命。前走の葵Ｓでは他馬より重い斤量57キロを背負いながらも、直線では力強く抜け出し後続に２馬身半差をつけ完勝。勝ち時計は１分８秒２。昨年はレイハリアが葵Ｓを１分８秒１で勝ち、次走のキーンランドＣも勝利したことからも、余力十分でこの時計で走れば、古馬相手でも十分通用するだろう。

芝1200メートルは７戦して【３１３０】と全て馬券圏内と堅実。２走前の1400メートルはかなり行きたがり、前走も馬群の中で折り合いに専念した騎乗。それを見ると、更に相手が上がった方が折り合いはよりスムーズな印象がある。函館で入念に乗り込まれ、札幌移動後も順調。芝で行われた最終追い切りでも抜群の脚を披露した。斤量54キロで引き続き鞍上は松山騎手。勝ち負けだ！

堅実な○ジュビリーヘッド、洋芝巧者で前走1200メートルにも対応した▲ヴァトレニ、前走復調気配でブリンカー効果で動きも良い注レイハリアを本線に。