急かさない形でこそ

昨年春の福島・雪うさぎ賞では上がり最速を使うも展開が向かず７着に終わっていたが、前走はその時以来、２度目の芝で３着に好走したリシャールケリー。その前走でもメンバーの中で２番目に速い上がりを使っての結果だった。

これまでダートを主に使われているが、テンから生かせる競馬で脚が溜まっておらず終いに失速するレースが続いた。過去の芝では共に後ろからの競馬で末脚を使う競馬で良さを見せており、無理に生かせるよりリズム良く運んで立ち回ったほうが良いタイプなのかもしれない。

続けて芝に使われるのは歓迎で、引き続き川須騎手が跨る点も好材料。もうひと押しを期待したい。