期待できる！

◎カロローザの新馬勝ちに期待します。「お母さんのエスティタートは440キロ前後だったけど、ふた回りほど大きく出たのがいいね。長目をしっかり乗り込んできたし、体重の軽い乗り手ではないのに行きっぷりが抜群で前向きさもあるよ。不安があるとすれば血統的にゲートが良くない点だけど、駐立の練習もしてきたからね。評判馬もいるようだけど、初戦から凄く楽しみ」と松永幹師です。最終追いは馬場の荒れた時間帯でラスト11秒台をマークと動きも目立っていました。

父ナダルは2024年が新種牡馬デビューで登録産駒は98頭います。先週終了時点で13頭がデビューしてクレーキング（牡、美浦・中舘厩舎）は東京のダート1400メートル（2着も同じ中舘厩舎のナダル産駒パースウェイドでした）、ヒデノブルースカイ（牡、栗東・梅田智厩舎）は函館の芝1000メートル、ポートデラメール（牝、栗東・斉藤崇厩舎）はやや重の京都芝1200メートルで勝ち上がっています。祖父ブレイムはＢＣクラシック優勝などロベルト系クリスエスという父系で自身もアーカンソーダービー（Ｇ1ダート9Ｆ）を勝っているのでダート寄りの芝・ダート兼用タイプになると予想しています。早い時季なら芝の重賞での活躍も見込めそうです。