相手探し

グランアレグリアが本命。これまでに何度か人気を裏切ったことはあるが、古馬を迎えてからは全てＧ1に挑戦して２・１・1・1・４着の戦績。連対を外したのは前走の大阪杯のみで、レース上りが３６秒８を要するタフなコンディションでの戦い。ここまでいくとやはり重馬場への適性が問われ、２着にモズベッロが食い込んで来たのはその証しといえるだろう。能力外での敗戦と考えるのが自然で、今回の状況下(天気予報から仮に雨が降ったとしても、さほど馬場に影響は無さそう)では予想のベースからは外して考えた。舞台となる東京の１６００メートル戦といえば昨年に安田記念でアーモンドアイを完封した条件で、Ｇ1で３勝を挙げた得意とする距離。中間の調整・動きから前走のダメージといったものは感じられず、逆らう理由は見当たらない。
相手探しだが、まずはマジックキャッスル。この馬の実力は秋華賞２着が証明。過去の戦績・ＶＴＲを見ると、最も力を出せそうなのが直線の長い左回りコースで、スムーズな加速が叶えば。
リアアメリアが見限れない。勝つ時の鮮やかさから能力はあるはずだが、今回はシンプルにいい内容を残している左回り。追いかける。
印は最後に取ったマルターズディオサ。正直つかみづらい馬だが、過去にマジックキャッスルに３度先着をしており、馬券としては押さえておきたいところ。