ここなら素直に信頼！

◎ディアスティマの前走は前半に競られた上に、その後もペースダウンせず厳しい展開の逃げになったが、Ｇ１で強敵相手に直線半ばまで食い下がり６着と上々の粘り。リステッドのメンバーなら実力上位だ。理想は逃げだが、無理に行かなくても競馬はできるタイプで、マイペースで走れれば勝ち負け。洋芝の長距離をこなせるだけのスタミナはあり、休み明けになるが、仕上がり良く鉄砲も利く。

○ボスジラは札幌2600メートルで２、１、１着と洋芝の長距離実績は十分。大型馬の休み明けになるが、鉄砲実績があり、初の57キロも苦にならないはず。揉まると良くないタイプだが、勝負所から直線にかけてバラける展開なら長くいい脚を使う。

▲ジェットモーションは２走前の巴賞は直線で進路がなかったが、前走の函館記念では６着でも２着馬と同タイム。洋芝適性がないわけではない。距離は未知だが折り合いが付くタイプであり、スムーズな競馬ができれば上位食い込み可能と見る。

大穴は△バラックパリンカ。昨年の札幌2600メートル丹頂Ｓでは、勝負所で前の馬がずるずる下がってきて位置取りが悪くなり11着、前走の巴賞も直線で前が開かずに10着と敗因ははっきりしており、着順だけで洋芝適性がないと判断するのは危険。本来はこれ位の距離がベストで、洋芝向きの渋太さもある。前々から粘り込みがあっても不思議ではなく、むしろ人気がないなら押えておきたい。